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砂岩

PROJECT

うんち観察プロジェクト

心と体の健康に関わるわたしたちが、まず大切にしたいのは「観察」。
食べたもの、冷え、睡眠、ストレス・・・私たちの生活習慣や心身の状態は、毎日の“うんち”にあらわれます。そんな“うんち”を家庭や保育・教育の現場で楽しく観察しながら、健康や身体への気づきを育むきっかけを届けていくために、<うんち観察プロジェクト>を始めました。

トイレに貼る『うんちのきもち観察ポスター』。これは医療現場でも使われる世界基準の「ブリストルスケール*」を元に、日本人の生活や子どもたちの目線に合わせて使えるように作りました。子どもと大人が一緒に「今日のうんちはどれかな?」と確認することで、体調の変化に気づいたり、自然な対話のきっかけが生まれたりします。


こうした日々の小さな習慣が、
・「心や体の状態に気づくこと(観察)」
・「健康を自分ごととすること(主体性)」
・「自分を大切にケアする気持ち(自己愛)」


を育むと、わたしたちは信じています。
未来の健康は今日のうんち観察から。
わたしたちの心と体、そして生活を毎日のトイレからやさしく見つめ直してみませんか?

*ブリストルスケールとは、便の形状や硬さを7段階に分類した指標

目次
≪ うんちのきもち観察ポスターの説明・使い方 ≫

この『うんちのきもち観察ポスター』は、うんちを通して日々の心と体の健康を、子どもから大人まで観察していただくことを目的に作成しました。そのため、子どもでも読みやすいように、気持ちの部分は「ひらがな」表記にしてあります。各アドバイスは、子どもだけでは難しいことがあるため、大人の方が一緒に読んだり、取り組んだりしてください。

うんちのきもち観察ポスター

うんちきもち観察ポスター.jpg

うんちのきもち記録シート

うんちきもち記録シート.jpg

※クリアファイルなどに入れてから貼ると、手洗い時に水がついてもにじむことなく使用できます。

※トイレに貼ることで、うんちの観察意識が高まります。

2.今日のうんちに該当する部分を読んでみて、書かれてある気持ちや内容を、

  ご自身の心や体に聞いてみてください。前日食べたものを思い出してみるのもよいかもしれません。

3.ポスターに書かれたポイントを読んで、ご自身でできることを試してみてください。

※「ご家庭でできるケア」も、どうぞご参照ください。

4.ポスターと合わせて『うんちのきもち記録シート』をご利用いただくと、

  食べたものや生活習慣とうんちの関係、いつもと違う変化にも気づきやすくなります。

1.『うんちのきもち観察ポスター』を印刷して、トイレ内に貼ってください。

※記録シートは〇を付けてご利用いただけますが、シールがあると子どもはより楽しく継続しやすくなります。

こちらのボタンから無料でダウンロードいただけます。

『うんちのきもち観察ポスター』、『うんちのきもち記録シート』は、ご自宅の利用以外にも幼稚園、保育園、学校、医療、介護施設、レストラン、ヨガスタジオなどで無料配布いただいたり、トイレに貼ってご利用いただくことができます。
ご利用いただいた内容を下記アンケートでお知らせいただけますと、とても嬉しいです!

< 子どもに関わるみなさまへ >

『うんちのきもち観察ポスター』はブリストルスケールを元に作成したため、 3歳〜参考程度に、4歳〜うんちのきもち観察ポスターをお役立ていただけます。0~2歳の子どものうんちについては、『子どもに関わるみなさまへ』のPDF資料をご参照ください。こちらには、子どもとのうんち観察ポスターの使い方、便秘や下痢について、うんちに関するコミュニケーションに役立つ情報をご紹介しています。

こちらのボタンから無料でダウンロードいただけます。

この『うんちのきもち観察ポスター』は、誰もが気軽にご利用いただけるように無料で提供しています。もし気に入っていただけたら、周囲の方にお伝えいただいたり、下記のアンケートからその声を届けていただけたら、プロジェクトメンバー一同嬉しく思います。
また、SNS、ブログなどで拡散くださる場合は、「#うんち観察プロジェクトとつけて発信いただけますと、私たちも記事を見つけやすくてより嬉しいです!

今後、便秘や下痢でお困りの皆さまに向けた小冊子を制作してまいります。こちらは12月末にこちらのサイトにて情報公開させて頂きます。

利用上の注意点

『うんちのきもち観察ポスター』は、日々の観察やコミュニケーションによる気づきをもとに、日常習慣を整え健康づくりに役立つことを目的としています。 病気の早期発見や治療を目的とはしていないため、気になる症状がある場合は医療機関にご相談ください。

≪ うんちの色やにおいについて ≫

『うんちのきもち観察ポスター』は、形や硬さについて観察できるように作成しています。その他、色やにおいが気になる方は、こちらをご参考ください。

​色

通常うんちは、黄色っぽい茶色から茶褐色の色をしています。イカ墨や鉄剤の服用で黒っぽくなったり、肉類、チョコレート、ココアの摂り過ぎで濃い茶色になったり、下痢や乳製品の摂り過ぎで黄色っぽくなったりします。これらの理由以外で、まっ黒、赤、緑、白っぽいときは、体調が悪かったり病気が隠れていたりする可能性があります。便の色がいつもと違う場合、繰り返す場合は医療機関に相談しましょう。

​におい

健康なうんちの臭いは、においはあっても強くなく漬物のような少し酸っぱい感じのにおいと言われています。においが強い(臭い)時は、悪玉菌が増えて腸内環境が悪化しているとき。肉類や脂っこい食べ物が中心、ストレス、暴飲暴食で悪玉菌が増えるので、気になる人は食事や生活を整えてみてください。(人によっては小麦で悪玉菌が増えることもあります)ただし、食事や生活を整えても、臭いの強いうんちが続く場合は、細菌、ウイルスの感染、別の病気が原因である可能性もあるため、医療機関に相談しましょう。

≪ 便秘と下痢について ≫
便秘とは?

排便回数が週に3回未満である、3日以上出ない、排便に関する不快な症状がある場合。

(苦痛が伴う、残便感がある、強くいきむ必要がある等)
※回数に問題がなくても、不快な症状があれば便秘となります。

< 便秘の受診目安 >
  • 週3回より少ない、もしくは3日以上でない 

  • ころころ、かちかちの硬いうんちが続く

  • 硬いうんちが少しずつ出る

  • うんちを出すのをためらう、痛みが伴う

  • お腹が張っている

  • こぶし大くらいのかたまりうんちが出る

  • パンツにうんちがつく​
  • 便秘と下痢を繰り返す

食事や生活を整えても改善が見られないときは、医療機関に相談しましょう。 
ただし、 下記のような場合は、早めに受診してください。その際、うんち観察の記録(排便の頻度・形・様子など)をメモして持って行くと診察の参考になります。

  • お腹の痛みや張りが強い  

  • うんちが出なくてとても苦しい  

  • うんちを出す時の痛みが強い

  • うんちが出なくて食欲低下や嘔吐が起きる

  • うんちに血がつく、黒いうんちが出る

下痢とは?

24 時間以内に軟便または水様便が3回以上排せつされる場合。

< 下痢の受診目安 >
  • どろどろ、べちゃべちゃのうんちが2〜3日続く 

  • 食欲が低下して元気がない

  • おしりがただれて痛い

  • 下痢と便秘を繰り返す

食事や生活を整えても改善が見られないときは、医療機関に相談しましょう。 
ただし、 下記のような場合は、早めに受診してください。その際、うんち観察の記録(排便の頻度・形・様子など)をメモして持って行くと診察の参考になります。

  • 下痢と嘔吐の両方がある 

  • 水のような下痢が1日に何回も出る  

  • うんちに血がつく、黒いうんちが出る

  • 下痢と同時に発熱(38度以上)がある 

  • 脱水症状がある(喉がかわく、尿が少ない、意識がもうろうとしている) 
≪ ご家庭でできるケア ≫

『ご家庭でできるケア』は、うんちのきもち観察ポスターと合わせてご利用いただくために作成しました。 うんち観察を通して日々の健康づくりにお役立てください。

こちらのボタンから無料でダウンロードいただけます。

≪ お話会や講座のご案内 ≫

便秘や下痢に・・・ご家庭でできるセルフケア(実践編)

9月26日(金)20:00~21:00

イベントは有料になりますが、うんちのきもち記録シートを提出した方は無料になります。

< 無料参加の流れ>

うんちのきもち観察ポスター、記録シートのダウンロードを行い、「うんちのきもち記録シート」に、日々のうんちの様子をご記入いただき、こちらのメールアドレスまで添付ファイルにて送付ください。

 

うんち観察プロジェクト事務局: musubi.maki@gmail.com

 

お送りいただいたメールアドレスに、無料になる割引コードを送付させていただきます。お申し込み時に、お送りしたコードを必ず入力し、0円になったことをご確認の上、チケットを購入下さい。 

≪ 利用者の感想 ≫

子どもが自分のうんちを確認するようになりました。今までは観察したこと無かったのに凄い進歩です。うんちのイラストが可愛くて気に入ってくれたのも良かったです。つるりんうんちが一番良いと認識してくれて、そのためにお野菜も食べる!と自発的に野菜も食べてくれます。また私のうんちまで心配してくれるようになりました。

30代Kさん・子ども3歳

うんちどうだった?と聞くと2人ともつるりんだった、ドロドロだったからお腹冷えてるみたいとか伝えてくれて、子どもの体調が分かるようになった。夫が見ていることも判明。冷房の温度を下げすぎなくなったり、睡眠時間が改善するようになった。夫に色々言っても伝わらなかったのに観察ポスターで少し行動が変わった気がして驚いた。1~2週間ほどで、12歳の息子は冷えたかな?緊張したかなー?食べすぎたかなー?などうんちの状態ではなく自分で振り返り、反省点を報告してくるようになりました。自ら関心が持てるようになると、自分を大切にしてくれるようになるかなと思った。

30代Sさん・子ども6歳、12歳

≪ プロジェクトメンバー ≫
保谷 宏美
自然療法ナース
いのちと繋がるセルフケアプラクティショナー

20年以上にわたり、看護職として総合病院や終末期医療、教育現場などで幅広く経験。 ホリスティック医療最先端の帯津三敬病院をはじめ、西洋医学のほか東洋医学や自然療法、芸術療法に携わる中で、人の思考や性格と症状との関わりに気づき、自分自身の心と体の健康を“観る力”を子どもの頃から育むことが大切だと実感する。排せつは一生続くメッセージのひとつであり、自分を知り、寄り添い、自己愛を育むきっかけとなることを願ってうんち観察プロジェクトに取り組んでいる。

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岩下 牧子
食卓ファシリテーター
望診法指導士・自然療法士

約10年大手企業で勤務したのち、第二子出産後に企業を離れ、食や健康の学びに方向転換。体に現れるサインから健康状態をみる望診法や薬膳を学ぶ。その後、解剖生理学、自然療法、感情を大切にする共感コミュニケーション(NVC)を学びながら、観察の大切さと、心と体の繋がりについて深めていく。2020年~2024年ロンドンで生活、現地小学校での健康教育、感情教育に触れる。帰国後、子どもの頃から自分の心や体を観察・大切にすることをセルフケアとして習慣づけて欲しいとうんち観察プロジェクトを立ち上げる。

講座やお話会の依頼、お問い合わせにつきましては下記のメールアドレスまでご連絡下さい。

うんち観察プロジェクト事務局:岩下牧子

© 2017 musubi.

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